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質問とお願いです

タキ様
大変図々しいお願いですが、下で書かれておられるデータにて読ませていただくことは可能でしょうか?
または更新が近づいているようでしたらもちろんお待ちしたいと思います。
このお話は本当に本当に大好きで大好きで忘れられないお話の一つでした。諦めきれずお願いにあがりました。どうぞご検討いただけましたら幸いです。

無題

いつも楽しくサイトを拝見させていただいております

特に幸福の夜明けが好きなのですが、以前には完結していたように思います。勘違いでしたら申し訳ありません。もし私の勘違いでなければ、拝見させていただくことはできないのでしょうか。

このサイトが好きなので、もし読むことができたら嬉しいです。

Re: 無題

  • タキ
  • 2013/04/23 (Tue) 19:35:04
ことか様

コメントありがとうございます。

わたしも、完結まで掲載してたか記憶が定かではないのです……。
が、ことか様のご指摘通り、現在HPに載せてある内容よりは、かなり先まで載せていたと思います。

改稿しようと思っていたのですが、ちょっと着手できる予定がたたないので、元データがないか探してみますね。
見つかったら、書いてあるところまでHPに載せるかして、何らかの対応をしたいと思います。

今月中にできたら良いな、という感じですが、データーを失っていたらごめんなさい。

お問い合わせ、ありがとうございました!

Re: Re: 無題

  • タキ
  • 2013/05/02 (Thu) 10:28:23
ことか様

お問い合わせありがとうございました。

『幸福の夜明け』の小説データはみつけました。

現在サイトに掲載してる内容より、進んだとこまで書いてありました。
が、エンディングのほうはプロット形式になってて、お見せできるレベルではなかったです。

今までにも何回か、気にしてくださってる方からお問い合わせをいただいているので、形になってるところまでサイトに掲載しようかな? と考えています。

しかし、時間を見つけ次第の対応(体裁を整えて、サイトに掲載できるページを作る)となりますので、のんびりお待ちいただくか、お急ぎの場合はデータをメールなどで送付する(テキスト形式)か、とかかな? と思います。

拙作ですが、今も気にしていただけて、とても嬉しいです。

お問い合わせありがとうございました。

無題

2008年頃から嵌りまくっていた幸福の夜明けの番外が!これなんていうお年玉!
ルーアが少し積極的になりましたね。でも二人のあいだに流れる空気は相変わらず暖かい。
いやあ、王様のダンディーっぷりは相変わらずですね。互を大事に思えるそれなんて熟成couple。興奮のあまり日本語が乱れていますが、ありがとうございました!

Re: 無題

  • タキ
  • 2013/01/27 (Sun) 23:40:38
喜んでいただけて、嬉しいです。書いてよかった!

今回は、ちょっと色っぽい話を書こうと意識してみたので、そのせいかな? ルーアが少し積極的かもしれません。おっしゃるとおり、熟成してもいるのだと思います。

こちらこそ、読んでいただいて、ありがとうございました!

ひさしぶりに

こーっそり、ちょっと更新しました。

BBSに書いていた小話とかまとめて、「幸福の夜明け」の番外編をちまちまと。

幸福の夜明けの番外編は、機会があってリクエストをいただいたので、久しぶりに二人を書きました。

色っぽい話を書こうと思ったのに、うまくいかなかった……。
ルーアは恥ずかしがるので、なかなかコトがすすめられません。服を脱がせるのも難しい……。
お相手のシンハーには苦労をかけます。
というか、そんなルーアを翻弄するのだから、けっこうおぬしやるな……とも思ったり。

久しぶりに、おもしろかったです。
きっかけを下さってありがとうございました。

質問(?)

初めまして。

突然ですが、もうサイトの更新はなされないのでしょうか?

Re: 質問(?)

  • タキ
  • 2012/12/19 (Wed) 14:03:36
sara様、はじめまして。

ご質問ありがとうございます。
こちらに掲載しております作品について、更新したい気持ちはあります。
が、当面の予定はたっておりません。ごめんなさい。

オリジナルBL作品については、今も書き散らかしておりますが、作風が異なりますので、こちらのサイトに掲載する予定はありません。

詳細ご希望でしたら、メールをいただければと思います。

無題

更新履歴などはどこにありますか?

Re: 無題

  • タキ
  • 2012/11/04 (Sun) 21:30:08
ロット様

返信遅くなってもうしわけありません。
更新履歴は、
http://lingline.web.fc2.com/top.html
INFOにありますが、
2011/5/11時点から更新していませんので、参考にならないかと思います……。

紅凛の器の番外編・・・

タキさま
「紅凛の器」が大好きで、度々じっくりと読ませていただいています。王と子猫、大好きです。
番外編でリンクが繋がっていないところがあるのですが、たしか「ひどいおとこ」だったのでは?と思うのですが・・・
是非、復活させていただきたいと思い、書き込みさせていただきました。
あえて外していたのでしたら、申し訳ございません!!
いつも楽しませていただきまして、ありがとうございます。

Re: 紅凛の器の番外編・・・

  • タキ
  • 2011/11/10 (Thu) 19:43:21
りん様

コメントありがとうございます。
お返事遅くなってすみません!
えっと、「ひどいおとこ」ですよね。
……あえて外しているわけじゃなくて、ただリンクが外れているだけかと思います。なぜだ……? 

調べてみたところ貼り忘れたっぽいです。
http://lingline.web.fc2.com/novels/koneko/aka.b.7.html
このアドレスで存在しましたので、よければこちらをご覧ください。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
来年あたりからまた時間ができると思うので、色々書いていこうと思います。是非また、今後ともよろしくお願いいたしますー!

無題

昨夜初めてこのサイトを知り、一気にいろいろな作品を読ませていただきました。
幸福の夜明けの続き、とっても気になります(*^_^*)

Re: 無題

  • タキ
  • 2011/11/10 (Thu) 18:11:50
ゆい様

御返事遅くなってすみません。
ようこそ! 色々と読んでいただいてありがとうございます。
幸福の夜明けの続き……そうですね、また続きを書きたいと思います!

コメントありがとうございました。

健気受いいですね♪

叶わぬ恋に焦がれる話・・・大好きなので、読めて嬉しいです。
JINさんを訪ねましたら、HITランキングに新URLが上がっていました。
まさに先月の私と同じ気持ちなんだろうなと(笑)
おまけに新しいお話まで読めてラッキーでした。
タキ様、ありがとうございます。

Re: 健気受いいですね♪

  • タキ
  • 2011/06/22 (Wed) 01:06:02
はてな様

本当に、ご心配ありがとう御座います。
JINさんのhitランキングに上がっていたとのご報告、とっても驚きました。
こちらこそ、気にかけてくださってありがとうございます。
コメントとかいただけるの、凄く嬉しいです。
励みになります!

現実逃避

ただ春の夜の夢のごとし


追いかけても届かない背中があるのだと知りました。
十六歳の春の夜です。
それまで、叔父はボクにとって、憧れの人であり、尊敬できる大人でした。たった一人の、特別な人でした。
特別という意味では、全く何も変わらないのです。
ただ、別れ際に、
「またな、省吾」
と叔父が笑って手を振った瞬間。
心の何かが壊れました。
緩やかで、ほんの少しだけ冷えた夜風が、ボクに吹き付けて、ボクは一歩だけ後ろに下がりました。
心の中で何かが崩れていって、新しい何かが生まれていく感覚に、ボクは胸を押さえました。
叔父は、ボクを見て、瞼を見開きました。
「泣いているのか?」
泣くほど別れを惜しんでくれるなんて、嬉しいなと、叔父が照れます。中国奥地の大学で講師をしている叔父は、フィールドワークによって、鍛えられた体をしています。ボクに冒険物語として語ってくれた話の多くが実話であり、叔父は何度か命の危険に晒された経験もあります。そのためか、眼光鋭く強面なのです。が、こんな風に、照れたり、破顔して笑うときは、意外性というか、なんというか、とても……魅力的に感じるのです。
心が壊れます。何度も、何度も崩れていきます。
取り返しがつかない。ボクはもう、なす術無く、叔父を見てただただ泣きました。
きっと報われないと分かっているのに、心はボクの所有物であるはずなのに、どうしようもなく、ただただ新しい感情が生まれ育っていくのを、ボクは受け入れるしかありませんでした。
「さようなら、正孝叔父さん」
ボクはうまく笑えたでしょうか。
叔父は眉間にしわを寄せて、なんだか、哀しそうな、どことなく怒ったような表情をしました。
「……叔父さん、さよなら」
ボクはもう、たまらなくなって、視線を落としてから、瞼を伏せました。
「また、会いにくる」
叔父の声は至極真摯であり、ボクは叔父の低い声に酔いしれました。しばしの沈黙の後、叔父が歩き出した音が聞こえました。ボクは、うつむいたまま、叔父の足音を聞きました。
叔父が車の扉を開け、乗り込みます。
エンジンがかかった音で、ボクはある違和感を覚えました。
どうして叔父は、笑わなかったのでしょうか?
また、会いにくるなんて、いつもお決まりの別れの言葉です。
ボクが叔父を敬愛しているというのは、家族も兄弟も、叔父自身も知っています。
ボクが、なかなか感情を言葉にできないから、家族は気を使って、見送り役をボクだけに任せてくれています。
離れ難いボクの悲しい気持ちを見透かして、叔父はいつも、また会いにくると、朗らかに宣言して立ち去ります。
「……どうして、叔父さん? ……どうして、……あ、あっ!」
ボクは口を押さえました。足から力が抜けて、その場にうずくまりました。
嘘だろう?
叔父は、ボクの気持ちに気づいたのかもしれません。ボクの体から、血の気が引きました。
叔父は、ボクの変化を目の当たりにして、いつものように朗らかに、いつもの言葉を言わなかったのです。叔父は、ボクの変化に気づかなかったふりを、しなかった。
ボクは混乱しました。
どうしたらいいのか、もう、何も分からないのです。
叔父に、生まれたばかりの気持ちを、知られたかもしれない。かといって、ボクにできることなど、何もないのです。
叔父に、気持ちを告白なんて、できるはずがない。
いや、それ以前に、ボクの気持ちを知って、叔父はなんと思ったのでしょう。ボクは頭を抱えました。
ボクの気持ちに気づいたのなら、答えをくれても良かったのではないかと、ボクは叔父を心中でなじりました。しかし、すぐさま、責められるべきは、ボク自身なのだと思い直しました。
叔父は、何も悪くない。
ただ、……恋をしたボクが、悪いのだ、と。




現実逃避に、筆の赴くまま。
凛として健気な子が、敵わぬ恋に悶々とするのがいいな。
でも、個人的に、自作品はハッピーエンド至上主義なので、いつか必ずくっつくとは思います。